使ったことがあるネットワーク機器ってなんですか?って聞けば、ほぼCiscoの名前が挙がるほど業界ではスタンダードかと思います。
私も業界入って10年はCiscoだけでした。Cisco至上主義というか、とりあえずCisco提案しとけば間違いない!って感じ(笑)
在籍していたシステムインテグレータを辞めた後にいろんなOSを触りました。
シスコ
ジュニパー
アラクサラ
フォーステン(Dellに買収されたForce10の OS。まだあるのかな??)
アプレシア
はてはヤマハまで。。
Ciscoに慣れすぎると他OS使うのメンドクサ・・・ってなるんですよね(苦笑)
Cisco機器が使えるってことは、そこで基本を押さえているはずなので他メーカの設定もできるはずなんですが、コマンドラインが違うだけで無理ってなりますよねぇ
なのでCiscoIOSとEXOSのコマンド比較をしてみたいと思います。
まずは機器へのログインや、パスワード変更について
ログイン
IOS
初期設定なし
switch>enable
switch#
EXOS
adminとuserアカウントあり(パスワード設定はなし)
Username: admin
Password: パスワードなし
adminアカウントはsuper-user権限で、userアカウントはread-only権限
コンフィグレーション消去
IOS
#erase startup-config
もしくは
#write erase
EXOS
#unconfigure switch all
パスワード変更
IOS
enable / console / telnet のパスワード変更がある
enableパスワード
switch>enable
switch#conf t
switch(config)#enable password <パスワード>
Consoleパスワード
switch(config)#line con 0
switch(config-line)#password <パスワード>
switch(config-line)#login
switch(config)#line vty 0 4
switch(config-line)#password <パスワード>
switch(config-line)#login
EXOS
EXOSの場合、ログインアカウントにパスワードを追加する
(下記例は、adminアカウントにパスワードを追加)
#configure account admin password
Current user's passward: <パスワード無し>
New password: <パスワード>
Reenter password: <パスワード>
次からはシステム管理コマンドや、Layer2、Layer3コマンドを比較したいと思います。