XCAって
Extreme Cloud Applianceって聞いたとき、クラウドでアプライアンス??どういう事ってなりました(ちょっと前までExtreme Cloudって製品もあったんです)
オンプレミス環境でもクラウドのような簡易な管理を提供するって意味が込められているとのことです。
クラウドのような・・・ということなので、もちろん無線アクセスポイントもスイッチも一元管理可能です。
今回はその設定を確認していきたいと思います。
ちなみにeXtreme Cloud Appliance で "XCA" と略されます。ECAじゃないのね・・・
サポートデバイス
XCAで管理できる機器を確認してみます(リリースノートより)
Extreme Wirelssは旧Enterasys系の流れを組む製品
Extreme Wireless WiNGは旧モトローラ系の流れを組む製品
Extreme SwitchingはSummit系スイッチです。(200シリーズはEXOSではない)
製品群
管理できるデバイス数によって機種が変わります
E1120
-100台のスイッチデバイス
E2120
-2,000 APデバイス(冗長化で4,000 APデバイスまで)
-800台のスイッチデバイス
E3120
-5,000 APデバイス(冗長化で10,000 APデバイスまで)
-2,000台のスイッチデバイス
VE6120
-仮想環境 ESXi版
-仮想環境により、50~500 APデバイスまで(冗長化で1,000 APデバイスまで)
-400台のスイッチデバイス
VE6120H
-仮想環境 Hyper-V版
-仮想環境により、50~500 APデバイスまで(冗長化で1,000 APデバイスまで)
-400台のスイッチデバイス
VE6125
-仮想環境 ESXi版
-仮想環境により、2,000 APデバイスまで(冗長化で4,000 APデバイスまで)
-400台のスイッチデバイス
ライセンス
コントローラやAP等ハードウェア以外にライセンス購入が必要となります。
ライセンスは永久ライセンスとサブスクリプションがありますが、ここでは一番シンプルな永久ライセンスの構成を紹介します。
(サブスクリプションはサブスクリプション年数によって型番が変わりますので、ExtremeNetworksの販売代理店にお問い合わせしてください)
Activation Key
選択したハードウェアによって下記のどちらかを選択
-アプライアンス用Activation Key (型番 : 30323)
-仮想版用Activation Key(型番 : 30324)
永久ライセンス
Permanet Adoption Key
5 adopted (型番 : 30350)
25 adopted (型番 : 30351)
100 adopted (型番 : 30352)
500 adopted (型番 : 30353)
2,000 adopted (型番 : 30354)
E1120アプライアンスで100デバイス管理したい場合は、下記ライセンス購入となります。
Activation Key (30323) + 100 adopted (30352)
これで準備ができました。(できたのか??)
タイトルが設定…ってあるのに全然設定じゃなかった。。タイトルつけるのめんど…いや、難しい…
次回から実際の設定を確認したいと思います。