もとらぼ

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ExtremeXOS検証環境の準備(その3 - GNS3-VM.ovaの展開)

はじめに

GNS3はCisco IOSエミュレータとして有名ですが、Extremenetworks社製のExtremeXOS(EXOS)も動かすことが可能です。その手順について記載します。

 

手順

  1. GNS3インストール
  2. VMware Playerインストール
  3. GNS3-VM.ovaの展開
  4. GNS3テンプレートファイルの準備
  5. GNS3起動と設定
  6. EXOS仮想マシンの展開

3.GNS3-VM.ovaの展開

GNS3動作には、仮想環境上でGNS3-VMを実行させる必要があります。

前回、VMware Playerをインストールしました。

www.moto-lab.net

 

その環境に、GNS3-VMを展開するのですが、まずはovaファイルをダウンロードします。

下記 Githubにファイルがあります。

(GNS3のインストールファイルもココにありました。。わざわざ公式サイトに登録しなくても良いので、こっちからダウンロードする方がラク

github.com

GNS3と同じバージョン用のファイルが必須となります。

今回は GNS3 2.2.5をインストールしましたので、GNS3-VM.ovaも同じバージョンをダウンロードします。

GNS3.VM.VMware.Workstation.2.2.5.zip

f:id:moto_827:20200213163159p:plain

 

ダウンロードしたzipファイルを展開します

(解凍・・・って言ったらおっさん扱いされます。。若い子には通用しません)

f:id:moto_827:20200213163548p:plain

 

ovaファイルが展開されました

f:id:moto_827:20200213163734p:plain

 

VMware Playerを起動します

f:id:moto_827:20200213163932p:plain

そのまま、非営利目的で利用します

f:id:moto_827:20200213164017p:plain

f:id:moto_827:20200213164101p:plain

"仮想マシンを開く" をクリックします

f:id:moto_827:20200213164143p:plain

さきほど展開した "GNS3 VM.ova" ファイルを選択します

f:id:moto_827:20200213164340p:plain

仮想マシンをインポートします

f:id:moto_827:20200213164511p:plain

インポートが完了しましたが、まだ実行はしません。

事前に仮想マシンの設定を行うので、下記図の "仮想マシン設定の編集" をクリックします。

f:id:moto_827:20200213164627p:plain

 

デフォルトだと2GBでメモリ不足なので、8GB程度に設定

(利用するPCスペックに依存しますが、、PCに積んでるメモリの半分くらいを目処に設定すると良いと思います)

f:id:moto_827:20200213165055p:plain

 

仮想マシンの再生で起動させます。

f:id:moto_827:20200213165332p:plain

無事に起動しました
表示されている IPアドレスは、このあとのGNS3起動と設定で必要になるので忘れずにメモしておいてください。

この例では 192.168.135.128 となります。

f:id:moto_827:20200213165451p:plain

 

 

 

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